成功率を高める
A/Bテストのポイント その2

~A/Bテストを始めよう!
でも、仮説はどう立てたらいいんだろう?~

Webサイトを運用するなら、A/Bテストなどできちんと検証したサイトをつくって、CVRを上げるべき。
それはよくわかったけれど、サイトをつくったときにも、それなりに皆で考えて、「これがいい!」というデザインでつくったわけだし……。
改善可能性のあるテストアイディアは、どうやって見つけたらよいんだろう。

ゴールに近いところからページの改善可能性を考える

サイト内の遷移図

A/Bテストによる検証の大切さはわかっていただけたようですが、多くの方がやはり「仮説をどうやって立てたらよいのかわからない……」というところで迷われます。

仮説というとちょっと身構えてしまうかもしれません。A/Bテストのテストアイディアと考えてください。
LPOの経験が多くあれば、アイディアはあれもこれもといろいろ浮かんできますが、はじめはなかなか思い浮かばないのは当たり前です。
とはいえ、A/Bテストが功を奏するかどうかは、よいアイディアがあるかにかかっています。テストアイディアを出していくコツを順にご紹介します。

アイディアをどう出せばよいか、ということの前に、まず、どんなページでテストをしたらよいかを考えてみましょう。
テストは、影響が大きいページで行うのが通例です。第一歩はコンバージョンに近いところから、つまり、購入や資料請求に至るところに近いところのページの改善可能性を考えていきます。

そして次に大切なのは、ページのつくりを変えることでなるべくインパクトが大きくなる施策を考えることです。
ページのどんなところをどのように変えるテストをするのか。テストアイディアを考える上では、なるべくインパクトが大きくなることを考えてください。

定量調査・定性調査を足がかりにしてみよう

調査・仮設立案←→検証

そのために大切なのが、今あるページを、定量と定性それぞれのアプローチによって検証していくことです。
定量の調査は、アクセス解析やヒートマップにより、サイト内でユーザーがどのような行動をしているか把握することです。

DLPOの各種機能やGoogle analyticsなどの解析ツールを用いて、離脱が多いページや期待に反して注目されていない要素を把握しましょう。
定性の調査では、ユーザーの心理的な側面を知ることができます。

ユーザー調査
ユーザー調査で得られる仮説
  • コミュニケーションレベル
    関心事
    訴求点
    先入観
    疑問・不安
    不理解・不納得
    誤認
  • 表現レベル
    導線不足
    強調不足
    文章可読性
    操作性
    入力・選択
    反応不足

ここで私たちが特におすすめするのは、ユーザー調査です。
ユーザー調査と一口にいっても、友人・知人に声をかけて、サイトを使ってもらって感想を聞くという手軽なものから、多くの人を集めて対面でサイトを使ってもらいながらインタビューする本格的なものまで、さまざまなものがあります。

昨今、注目されているのが、ユーザーの音声をマイクで録音し、画面の動きを録画しながら、そのサイトの購入での妨げになるものは何か、使いやすい/使いにくいところはどんなところか、などを調査するものです。これは自社のサイトだけでなく競合のサイトを対象に行うこともできます。

本格的な調査は予算も人手も足りなくてという場合には、身近な人のコメントを聞くだけでも参考になります。
まずは実際のユーザーの声を参考に、客観的にページの在り方を考えていくことで、「皆で考えてこれがいいと思った」という主観的な見方にとらわれずにサイトの改善可能性を追求していくことができます。

ユーザー調査

ユーザーの声以外にもヒントにできるものはたくさんあります。
ひとつには、ユーザーの声を聞く際にも参考にする競合サイト。どんな構造になっているか、注文画面の文言やデザイン、要素の配置がどうなっているのか、自社と比べてどんな違いがあるのか、その特徴や気になる点をどんどん書き出していきます。

また、異業種であっても、世の中で特に多くの人が使うサイトを幅広く見て、どんな画面構成になっているのか、どんな色や文言を使っているのか、気になった点を書き出していきましょう。

こうした調査・分析によって、どのページのどこをどうしたらユーザー行動が変わるのかといった仮説を立てられるようになっていきます。

打率3割。とにかく打席に立つ(量で勝負する)ことも大事

打率3割

前回説明したように、A/Bテストによって改善策を見いだすというヒットを打てる「打率」は3割程度です。
そんなA/Bテストのよいところは、二つの異なるクリエイティブを実際に走らせて、結果が早くわかること。その利点を活かし、量で勝負ということも必要です。

10回バッターボックスに立てば3回はヒットを打てる。そのくらいの感覚を持って、アイディアを研ぎ澄ませることに時間をかけるのではなく、ある程度可能性を感じられるアイディアでA/Bテストをどんどん実行して検証していくことも大切です。「アイディアを出して検証する」これを地道に繰り返していきましょう。

【A/Bテストの仮説を立てる方法】
・定性テストをしっかり行う
・とにかく思いつく限り手を動かしてみる
・DLPOに相談する

私たちDLPOは、ツールを提供するだけでなく、このようなアイディアが浮かばないというお客様のご相談にもお応えしています。
A/Bテストのアイディアは慣れればいくつも湧いてきます。たとえば、LPOを開始されて半年間は、アイディアをいっしょに見つけていく、ユーザー調査の手配を行うなど、お客様にしっかり伴走するサービスも行っています。
お気軽に担当者にお声をおかけください。

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