こんにちは!
数年前に、内定中のインターンF君がまとめてくれた、興味深いレポートが発掘されたので紹介します。
※お店はすでに閉店しておりますが、若きデータアーティストの奮闘ぶりが見られます。
今回のアトリエ企画は、現実世界でのLPOにチャレンジです。
実際のラーメン屋にお願いして許可をいただき、弊社のソリューションにもとづいて獲得改善を目指しました。
こんにちは!
数年前に、内定中のインターンF君がまとめてくれた、興味深いレポートが発掘されたので紹介します。
※お店はすでに閉店しておりますが、若きデータアーティストの奮闘ぶりが見られます。
今回のアトリエ企画は、現実世界でのLPOにチャレンジです。
実際のラーメン屋にお願いして許可をいただき、弊社のソリューションにもとづいて獲得改善を目指しました。
まず、ご協力いただいたラーメン店『麺家かまくら』様のご紹介をさせていただきます。 東西線『早稲田駅』から徒歩1分、創業したばかりの新進気鋭のお店です。
麺家かまくら入り口 麺家かまくら ラーメン 麺家かまくら 店内
メイン商品の家系ラーメン(500円)。毎月3日は300円キャンペーンもやっています。
麺家かまくら様は松屋とブックストアの間にあり、階段を下りて地下一階で営業。学生にやさしい 500円の家系ラーメンを主力として、みそラーメン・塩・油そば等をお楽しみいただけます。
次に、今回のリアルLPOについて、手順を説明させていただきます。 使う手法は技術的になんとか追いつけそうなABテストです。
本当は多変量テストをやりたいのですが、広告をつけたりはがしたりの作業量が指数関数的に増大しかねないため手に負えません。
そこで今回は弊社のA/Bテストの手法を参考にし、これに限りなく近づけた方法をとることにいたしました。
具体的には次の3つのステップを踏むことにします。
1. 課題点の把握:キーワード分析やユーザー調査。
>
2. クリエイティブの制作:店舗に張るためのクリエイティブの制作と設置。
>
3. 計測:店舗の売上、来店者数を通じて効果を集計。結果の差の有意性の統計的な検定。
ここで困ったことは、クリエイティブを貼ったりはがしたりするため、広告を同時並行で打って比較するスプリットラン・テストができません。
スプリットラン・テストができません
そこで、今回は計測期間を近隣の大学の始業後2週間を期間として設定しました。
つまり、
・何もなしの1週間(9/25-10/2)
・クリエイティブ設置後の1週間(10/3-10/9)
で比較を行うことにいたします。
いつも怠惰な学生も、科目登録や学園祭で忙しい時期です。そのため安定した人数が店の前を通るという推測をたててみました。
さてここまで決めたところで、いよいよもって作戦開始です。
1. 問題点の発掘
まず行いたいのは、問題点の発掘です。 麺家かまくら様の外観はこのような感じになっております。
まずちょっと気になったのが外装の色です。
麺家かまくら様のメインカラーは赤なのですが、となりの松屋や本屋の看板もまた赤っぽい感じです。
この色の被りを解消することで、より目立つクリエイティブを作成するヒントになるのではないでしょうか?
そこでまず、ここに焦点をあてて対策を探ることにします。
周囲との差別化がはかれる色、ついでに売れるラーメン屋の色を探さなければなりません。
まず先日の板橋の記事にもあります、『グラヴィディ』を使用してみました。
ラーメン・グラヴィディ
検索キーワードの関連性の強弱を示すこの『グラヴィディ』によれば、どうやらラーメン屋に興味がある人はランキングを重視するようです。 割と無難な結果ではあります。
そこで次に、人気があるラーメン屋を発見するために検索トップであるラーメンデータベース様のランキングを参照してみました。 その結果、このような画像が多く目にとまりました。
左から、松戸のとみ田様、不如帰、狼煙様。画像はラーメンデータベース様からお借りしました。
さて、いずれも著名なラーメン店の歴々ですが、その共通点は外装に圧倒的な白・黒・木材感があるということです。
★ストリームラインな漢字とシンプルな色遣いがポイントなのでしょうか?
個人的に友人に写真を見せて意見をもとめたところ、「清潔感がある」「安定してそう」といった感想が多く聞かれました。
ラーメン二郎のようなイカつめのお店も多いラーメン業界ですが、広く受け入れられるやすいのはシンプルで清潔なお店なのかもしれません。 さてさて、今回の目的は、差別化とイメージアップの役目を果たす色の発見でした。
そこで、今回は店舗カラーの赤とは別に、白や黒を中心にしたクリエイティブを作成することにします。
制作は以下のように行いました。
まずパワポをたたいて、印刷。そしてラミネート加工。これだけで完成です。
驚くほどの手軽さですが大丈夫なのでしょうか。
ちなみにA2サイズの1枚の費用がちょっとかさみ、ここまでかかった費用は印刷代とラミネート代あわせて4000円になります。
また、白黒感はありましたが木材感がなかったので、コルクボード(700円)も購入してみました。
さて、いよいよ設置です!こんな感じになりました!
実は、気づかれた方もいらっしゃると思われますが、なぜか謎の提灯が追加されています。
これにつきましては、次回で説明をいたしますのでしばらくお待ちください。
さて、準備ができたところでいよいよ計測開始です。
その結果やいかに・・・?
次回に続きます!
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