ユーザーがあなたのサイトを訪問した際、彼らの視線は左上の角から始まり、そこから下へ向かい、右側へ移動していきます。
Eyequantによるアイトラッキングの調査によると、これらの領域が最も注意を引きつけます。
多くの人はコンテンツを読まずに、スキャンします。2008年に行われた調査では、平均でたったの28%のテキストしか読まれないと結論付けています。
アイトラッキングを可視化した調査では、ユーザーはFパターンでWebサイトのコンテンツを読むことを示しています。縦の動きに加え、横の2つの線の動きが見られます。この考えを支持する他の調査もあります(類似の調査では、ゴールデン・トライアングルと呼ばれています)。
導入文は太字か大きいフォントサイズにしましょう。被験者に太字の導入文を見せたところ、被験者の95%が全ての導入文、あるいは導入文の一部を読みました。
Smashing Magazineの記事は全て、ハイライトされた記事のまとめから始まり、最初の行は太字で書かれています。
Googleの検索結果の上位3位までに表示されていないのであれば、機会を損失していると言えます。Googleによるアイトラッキングの調査(モバイルでの検索がデスクトップでの検索を凌
駕する以前の調査ですが)では、多くのユーザーが上位2位の検索結果から欲しいものを得ていることがわかりました。
ユーザーはビロウ・ザ・フォールドへスクロールしますが、アバブ・ザ・フォールドほど、時間を費やしません。アバブ・ザ・フォールドにバリュープロポジションを設置することをお忘れなく。しかし、そこに全てを詰め込むのも、良くはありません。
長文コンテンツをいくつかのページに分割するよりも、スクロールのほうが、より良いユーザビリティと言えます。しかし、スクロールするようにユーザーを促す必要があります。
Wiltshire Farm Foodsはページ下部の右側にヒントを表示しています(画像が途切れており、テキストも途中であることを示す手助けとなっています)。
いくつかの例外を省き、人々は左側から右側へ読み進めます。これが、Webサイトの左側がより多くの注意を引く理由です。
Webサイトでは、ユーザーは80%をページの左側で、20%をページの右側で時間を費やします。従来型のレイアウトのほうが、より多くの収益を発生させる可能性が高いのです。
eBayはページの左側のメニューをデフォルトとしてユーザーに表示します。
縦型のメニューの場合、左側に設置しましょう。しかし、トップページの上部に設置されたナビゲーションが、最も良いパフォーマンスを発揮します。(テストの被験者に最も高い割合で見られ、最も長い時間見られる箇所です。)
ユーザビリティの第一人者であるジェイコブ・ニールセンは、大きく、鮮明な画像の使用を勧めています(彼が行ったアイトラッキングの調査に基づいています)。画像の品質は、ユーザーの注意を引くという点で、重要な要素です。前方を向いている人の写真は、より魅力的で親しみやすくなります。
我々のサイトでもまさに実践していることです。
EyeTrackShop(現在はStickyとして知られる)による調査によると、複数のスマートフォンのグループを見た消費者は、Motorola、Samsung、その他のメーカーのAndroidのデバイスよりも、Apple社の製品をより長い時間見ることがわかりました。
アイトラッキングの調査では、ページを閲覧する際、先ず目を引くのは大きな見出しであることが観測されています。ページ上部の左側に表示されている場合は特に(これは大きな驚きではないでしょう)。
見出しの中に、完璧なバリュープロポジションを含めましょう。明瞭さが、説得力につながるのです。
Trelloはこの核心をついています。自社製品の利点を単刀直入に明記しているのです(そして、小見出しにサポート文を掲載しています)。
ミズーリ科学技術大学によるアイトラッキングの調査によると、Webサイトを閲覧する際、第一印象が形成されるまでにかかる時間は2/10秒にも満たないとのことです。
被験者は特定のセクションを注視する前に、Webサイトを約2.6秒かけてざっと見ることを調査メンバーは発見しました。次の対象に移る前に、特定のセクションを平均で180ミリ秒、注視、もしくは、”固視”します。
下記はWebサイトの中で最も注意を引くセクションとなります。
この記事で紹介した内容は、原則であり、保証ではありません。しかし、スタート地点としては優れていることでしょう。特に、直近では今回紹介した全てのテストをするために必要なトラフィックが十分に無い場合は。
あなたは自身のサイトを目立たせたいと思うかもしれませんが、どれだけ目新しさを取り入れるかには注意が必要です。誰も使い方を知らない、信じられないほどユニークなサイトを作成しても、何の役にも立たないのですから。
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